スーパーで万引 町職員を停職6カ月 肉や刺身、複数回 「家庭内トラブルがあり…」 酒々井町

酒々井町役場
酒々井町役場

 酒々井町は30日、スーパーで少なくとも2回にわたり食品などを窃盗(万引)したとして、経済環境課副主査の40代男性職員を停職6カ月の懲戒処分にした。

 町総務課によると、当時会計室副主査だった職員は2月5日、富里市内のスーパーで肉や刺身などの食品(販売価格計約1万円)を万引した。その後の事情聴取で昨年12月31日にも同店で同様の行為を行っていたことが発覚した。

 窃盗容疑で今年3月13日に書類送検され、11月に不起訴処分となっていた。同課の聞き取りに「家庭内トラブルなどがあり、事件を起こしてしまった。心から反省している」などと話しているという。退職の意向をほのめかしている。

 小坂泰久町長は「職員が法に反する行為を起こしてしまい深くおわびする。再発防止と町政への信頼回復に取り組む」とコメントを出した。


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