交通分散、渋滞も減少 変動料金1カ月の結果公表 アクアライン

東京湾アクアライン
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 東京湾アクアラインの渋滞緩和を目指す変動料金制について、千葉県などは7日、試験導入から1カ月の交通状況を発表した。自動料金収受システム(ETC)搭載車の料金を引き上げた午後1~8時の交通量が減少し、前後の時間帯に分散。1日当たりの交通量は対前年比で増加した一方、最大渋滞長は減少した。

 変動料金制は県やネクスコ東日本などが社会実験として、土日祝日の上り線(川崎方面)を対象に7月22日から開始。効果検証のため、同社が速度や台数を計測するなどし、交通量や渋滞状況を調査している。今回は7月23日から8月19日までの土日7日間の調査結果を公表した。

 時間帯別交通量では、料金を引き上げた午後1~8時が平 ・・・

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