エース一瞬の大仕事 市船橋・郡司 第102回全国高校サッカー選手権

名古屋―市船橋 後半、勝ち越しゴールを決め駆け出す市船橋の郡司=柏の葉
名古屋―市船橋 後半、勝ち越しゴールを決め駆け出す市船橋の郡司=柏の葉

 ストライカーのプライドがにじむゴールだった。市船橋のFW郡司璃来が大会5得点目となる決勝ゴール。得点ランキングトップをひた走る点取り屋は「じれずに自分のプレーができ、1点を決められて良かった」と大きく息をついた。

 名古屋DFの厳しいマークに遭いながらも心を乱さなかった。何度か芝のピッチに転がる場面もあったが、「イラッとしてもジャッジは変わらない。エースはやられるものだし、切り替えて『次のプレー、次のプレー』と言い聞かせた」。

 決勝点は後半2分。足立陽のニアへの右クロスに須 ・・・

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船橋市