ドコモ国際通話障害が回復 海外旅行者増が影響 

 NTTドコモは14日、国際ローミングサービスの障害が午後10時過ぎにほぼ回復したことを明らかにした。通信に支障が出ていた約220カ国・地域で少なくとも一つの現地通信会社の回線を利用できるようになった。障害の詳しい原因はまだ分かっていないが、海外旅行者の増加で通信網の負荷が高まったことが影響したとみられる。

 障害は13日午後6時24分ごろに発生し、ほぼ全世界にわたった。ドコモでは少なくとも数万人に影響が出たとみている。携帯電話の根幹の機能である通話の障害が1日以上も続くことは異例で、ドコモは原因の究明と完全復旧を急ぐとともに障害について総務省に報告した。


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