失われた「自由」への願い 「鳥の巣」設計の艾未未氏

北京冬季五輪・パラリンピックの開閉会式が行われる国家体育場=2021年2月、北京(共同)

 北京冬季五輪・パラリンピックで開閉会式会場となる「国家体育場(愛称・鳥の巣)」の設計顧問を務め、現在は欧州を拠点に亡命生活を送る中国人芸術家の艾未未(アイ・ウェイウェイ)氏(64)が30日までに共同通信の書面インタビューに応じ「スタジアムに込めた『自由』への願いは失われ、国家プロパガンダの建築物となった」と指摘、強権体制を強める中国での五輪開催に厳しい見方を示した。

 デザインは艾氏とスイスの著名建築家らが手掛け、2008年北京夏季五輪招致の決定後、国際コンペで選ばれた。鳥の巣や中国伝統の陶器をイメージさせる外観のコンセプトは「自由」「開放性」だった。


  • Xでポストする
  • LINEで送る