9府県、病床「警戒水域」 使用率70%以上、限界近く

新型コロナウイルスのオミクロン株の電子顕微鏡写真(国立感染症研究所提供)

 新型コロナウイルス患者向けの病床使用率が大阪や福岡など9府県で70%以上になったことが19日、分かった。運用の限界は80%程度とされ、症状が急変した自宅療養者らへの対応が遅れかねない「警戒水域」に入っている。全国の新規感染者数はピークを越えたとみられるが、入院患者は減少に転じるのに時間がかかる。高齢者の感染割合が増えており、重症者を中心とした医療体制の拡充が急務だ。

 内閣官房の集計によると、17日時点の病床使用率は福岡の84%が最も高く、大阪83%と続いた。神奈川、山梨、愛知、滋賀、京都、兵庫、奈良の7府県が70%台だった。


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