食中毒件数、直近20年で最少 昨年、衛生対策や時短影響か

消毒液を置いて営業をする飲食店=2020年4月、東京・新橋

 2021年の食中毒発生件数は717件で、直近20年で最も少なかったことが30日、厚生労働省のまとめで分かった。新型コロナウイルス対策による衛生管理の向上や、飲食店の時短営業などが影響したとみられる。一方で店舗からの持ち帰りや、配達された料理が原因となる例もある。

 厚労省によると、発生件数は19年1061件、20年887件と、コロナ流行以降に減少傾向に。21年はさらに減り、患者数も前年比3533人減の1万1080人と、直近20年で最少だった。

 飲食店での発生は、第5波に伴う緊急事態宣言中だった夏は少なく、時短要請などが解除された後の11月や12月に増えた。


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