2025年4月24日 17:03 | 無料公開
23日、米領グアムに建設中の新基地「キャンプ・ブラズ」で、完成し始動間近の消防署(共同)
【グアム共同】米軍は23日、沖縄県の米海兵隊約4千人の移転先として米領グアムに建設中の新基地「キャンプ・ブラズ」を共同通信に公開し、完成した司令部内に案内した。司令部では少数の軍人が既に部分的に業務を開始。兵舎の一部では沖縄からの隊員らの入居が6月にも始まる見通しだと明らかにした。基地建設には日本政府も資金を出している。
沖縄からの海兵隊移転は昨年12月に始まったが、今年末までにグアムに移る予定の第1陣は計約100人にとどまる。米軍は来年以降の移転計画を公表していない。
中国の軍事的脅威を前に、米議会では沖縄に現在いる約1万8千人の海兵隊について、日本側と再交渉して人員を維持すべきだとの意見も出ている。米海兵隊のスミス司令官は1月、中国軍を抑止する上で、グアム移転は「誤った道」だと語ったと報じられた。
グアム移転は駐留米軍の縮小を求める沖縄県民の声が原動力となって06年に日米で合意した。日本は移転事業費のうち約3800億円を拠出し、基地司令部や兵舎、消防署、診療所の建設などに協力している。








