マリスタ名物アナウンス谷保さん「卒業ぉ~~」 千葉ロッテ 33年間「やりきった気持ち」 レギュラーシーズン"最終戦"は10月7日

今季限りで卒業することを明かした谷保恵美さん
今季限りで卒業することを明かした谷保恵美さん
ZOZOマリンスタジアムで場内アナウンスを担当している谷保恵美さん=27日(球団提供)
ZOZOマリンスタジアムで場内アナウンスを担当している谷保恵美さん=27日(球団提供)

 プロ野球千葉ロッテの球団職員で、ZOZOマリンスタジアムでのロッテ主催試合の場内アナウンスを担当している谷保恵美さんが、今季限りで卒業することを明かした。選手紹介時の「4番ライト、サブロー~~」といった伸びやかな声はマリン名物。33年目を迎えてマイクを置くことを決めた。

 北海道帯広市出身。1990年に入社し、翌年からアナウンスを担当。ここ数年は引き際を模索していたという中、昨季に2千試合出場を達成し「やり切った気持ちがあり、昨年のオフの時点で会社とは話をして、あと一年と決めていました」。今後については「次の夢は野球関連ではありませんが、ずっとやってみたいなと思っていたことがあるので、これからいろいろと模索しながら、それを実現できるように頑張っていこうと思っています」と話した。

 今季のマリンでのレギュラーシーズンは残り6試合で、最終戦は10月7日午後2時開始のオリックス戦。チームはクライマックスシリーズ進出の可能性も残している。

 「最後までしっかりと大好きなZOZOマリンスタジアムで業務を遂行しマイクを置きたいと考えています。その先もありますので、今年は最後まで私の声にお付き合いいただければ」とファンへ呼び掛けた。



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