【千葉魂】新人王へ来季飛躍誓う 田中晴、朗希の助言を糧に 千葉ロッテ(第447回)

田中晴也
田中晴也

 来季3年目を迎える田中晴也投手に期待が集まっている。今年は7月3日のファイターズ戦(エスコン)でプロ初勝利をマーク。長身から繰り出されるキレのあるストレートと変化球のコンビネーションにはキラキラと光り輝く未来を感じる。

 ZOZOマリンスタジアムで契約更改会見に臨んだ田中は来季の目標として「開幕からのローテ入り」。そして「新人王」とキッパリと口にした。3年目の右腕だが今年は20イニングしか投げておらず、まだ新人王の資格が残っている。

 課題について田中は「ランナーがいる時に球速が落ちるという部分と武器となる変化球を完成させたいという思いがある」と自身の課題を的確に口にした。

 来年、メジャー挑戦を決めた佐々木朗希投手は三つ上。今年は憧れの先輩によく食事に連れて行ってもらった。行き先は決まって寿司店だった。そこではいつも野球の話になった。変化球の握りなどのメカニックの話も聞いたが一番、興味があったのは日々の過 ・・・

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