2025年2月18日 05:00 | 有料記事

(左から)西川史礁、山口航輝、山本大斗
2025年の石垣島春季キャンプが2月16日、打ち上げとなった。さまざまな場所で熾烈なポジション争いが勃発したキャンプだった。競争からライバル心が生まれ、刺激となり、チームが活性化していく様がハッキリと見えた。その象徴的なシーンの一つとして打撃練習で同じ組でまわった山口航輝外野手、山本大斗外野手、西川史礁外野手の3人がいた。
大塚明チーフ打撃兼走塁コーチは同じ組で練習スケジュールを回した意図を説明する。「意図的にそうした。それぞれが自分との比較もできるし、それで刺激にもなる。1月のスタッフミーティングからそのような話になった。ウチは長打力が必要。パワーのあるこの3人が競争というよりは、願いは3人とも生かしていきたいという想い。素材がある以上は生かしたいと願っている。覚醒してほしい」と年始より温めていた構想であったことを明かした。
首脳陣の思惑通り、打撃練習では好循環が生ま ・・・
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