攻め手欠き初黒星 柏レイソル

J1第3節  日立柏サッカー場 観衆9265人
VS 名古屋
0 0 前半 0 1
0 後半 1

▽得点者 【名】ケネディ(2)

 J1第3節(15日・日立柏サッカー場ほか=9試合)柏は0-1で名古屋に競り負け、今季初黒星。鹿島が鳥栖に3-0で快勝し、開幕3連勝で単独首位に立った。横浜MもJ1初参戦の徳島を3-0で退け、3連勝で得失点差の2位。徳島は3連敗を喫した。

 3連覇を狙う広島は浦和に0-2で敗れ初黒星。C大阪は清水に4-1で大勝し、大宮は川崎を破り、今季初勝利を挙げた。仙台-G大阪、甲府-新潟は引き分けた。

◆「攻守の切り替え遅い」
 柏の失点シーンは相手の強みでもある高さに屈した。

 頭でねじ込んだ194センチのケネディをマークしていたのは高山で、身長差は20センチもあった。センターバック近藤は「クロスが良すぎた。完全にミスマッチ」と元同僚の名古屋・矢野をたたえるしかなかった。

 この直前に柏が相手ゴールに攻め込んでいて、一瞬の隙を突かれるように速攻で決勝点を許した。近藤と大谷は「(攻守の)切り替えが遅い」と口をそろえ、課題を挙げていた。


戦評

  柏は攻撃に攻め手を欠き、今季初黒星。レアンドロドミンゲスがチーム11本中7本もシュートを放ったが、切れはなかった。後半21分に手薄になった自陣左サイドから矢野にクロスを上げられ、ケネディに頭で決められた。名古屋は守備も粘り強かった。


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