2011年12月19日 11:35 | 無料公開
柏 | VS | アルサド | ||
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0 | 0 | 前半 | 0 | 0 |
0 | 後半 | 0 |
サッカーのクラブ世界一を争うトヨタ・クラブワールドカップ(W杯)は18日、横浜・日産スタジアムで決勝を行い、欧州代表のバルセロナ(スペイン)が南米代表のサントス(ブラジル)に4-0で圧勝し、2年ぶり2度目の頂点に立った。優勝賞金は500万ドル(約3億9千万円)。最優秀選手はバルセロナのメッシで、欧州代表が5年連続で制した。
3位決定戦では開催国代表でJ1覇者の柏がアジア代表のアルサド(カタール)と対戦し、0-0からのPK戦を3-5で落として4位だった。アジア王者として出場した2007年の浦和、08年のG大阪に続く3位はならなかった。柏はPK戦で3人目が止められ、アルサドは5人全員が決めた。
◆林、今回はPK失敗
柏は後半36分から出場した林がPK戦で失敗した。「自分が決めていれば…。申し訳ない気持ちでいっぱい」とうつろな表情で話した。
戦評
柏はPK戦の末に敗れた。サイド攻撃を主体に主導権を握った柏だったが、前半27分、右サイドの酒井の折り返しをフリーで田中が放ったシュートはGKに阻まれた。後半にも北嶋が決定機を逃すなど、最後まで好機を生かせなかった。 0-0で迎えたPK戦では、柏の3人目、林のキックがGKに止められ、アルサドは5人全員が決めた。