2025年5月7日 19:50 | 無料公開
金沢市で開かれた、石川県防災会議の震災対策部会=7日午後
石川県は7日、県防災会議の震災対策部会を開き、地震被害想定の改定案を示した。昨年元日の能登半島地震を教訓に、帰省や観光客が多くなる正月とゴールデンウイーク(GW)に起きた場合を想定シーンに追加。発生直後から復旧期までの災害シナリオも作成し、能登地震で課題となった孤立集落の発生や介護・福祉機能に生じる支障などを盛り込んだ。
被害想定の見直しは27年ぶり。
前回は「能登半島北方沖の地震」の想定で死者7人、避難者2781人などとしていたが、能登地震では県内死者が災害関連死346人を含め574人、避難者はピーク時に約3万4千人に上り、想定が甘かったとの指摘が出ていた。
新たに想定する断層帯は、「能登半島北岸断層帯」や、金沢市直下にある「森本・富樫断層帯」など9断層。
「正月の午後6時」「GWの正午」の想定シーンでは、帰省客や観光客が多く安否確認が難航するほか、帰宅困難者が多数発生するなどと想定。正月を含め冬には、雪の重みで倒壊家屋が増える可能性があるとした。








