年金修正案の見解20日提示 立民、野田氏の発言修正

 立憲民主党の長妻昭代表代行は19日の記者会見で、年金制度改革法案を巡り、20日に提示するのは党見解にとどまると述べた。法案の修正案を20日に国会提出する方針を示していた野田佳彦代表の発言を修正した形だ。

 長妻氏は「20日は私たちの考え方を自民党に渡すにとどまる。それで中身を精査してもらう」と述べた。21日の党首討論での石破茂首相との議論や、自民との協議も踏まえ、改めて提出時期を判断したい考えだ。

 基礎年金の底上げが見送られた政府提出法案に関し「この法案は大切で、建設的な議論をしたい。今のままでは駄目なので、修正できれば速やかに参院に送付する」と強調した。


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