2氏が立候補表明 四街道市長選

 小池正孝市長の辞職に伴い2月21日告示、同28日に投開票される四街道市長選で、市議の清宮一義氏(60)と、同市選出の県議、佐渡斉氏(56)が4日、それぞれ会見し、同市長選への出馬を表明した。共に無所属で立候補する方針。

 清宮氏はこれまでの合併問題、地域交流センター建設計画などに触れ「市全体に対立的な構造があったが対立の時代は終わり、市民と共同の社会へまず一歩進めたい」と語った。

 「市財政の規律が単年度で乱れている」と中期ビジョンの見直しを主張。遊休農地活用やワンストップサービスの具体化のほか、ごみの焼却場や救急・消防体制の広域化などを「喫緊の課題」と話した。

 清宮氏は市議4期目で、議長などを歴任。農業、行政書士。日本大卒。同市成山在住。

 佐渡氏は「思いやりのある市政を進めた小池市政を継承する人間としてかじ取りをしたい」と強調。「住民投票で方向性を決めるのではなく、行政の方からさらなる市民参加を進めていきたい」と決意表明した。

 「子育て日本一のまち」を掲げ、中3までの段階的な医療費無料化や保育園待機児童ゼロ、事業仕分けによる既存事業見直し、シルバー世代の活動拠点整備などを訴える。

 佐渡氏は同市職員、衆院議員秘書を経て、県議1期目。会社役員。明治大卒。同市美しが丘在住。


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