教育格差、狭まる進路選択 ヤングケアラー 「社会全体で支える環境を」 【2025知事選 県民の暮らし ちばの現場から】(3)

千葉県のヤングケアラー総合相談窓口「アトリエ」のホームページ画面
千葉県のヤングケアラー総合相談窓口「アトリエ」のホームページ画面

 家事や家族の世話を日常的に行う子どもを指す「ヤングケアラー」。千葉県が2022年度に県内の小中高生に行った調査(政令市の千葉市立校を除く)で、回答があった1万1450件のうち、世話している家族が「いる」と答えた割合は小6で14・6%に上った。中2は13・6%、高2が10・5%だった。

 県内の当事者は、勉強時間が確保できないことから教育 ・・・

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